交通事故治療のポイントとは?どんな症状がある?
- inatsugi5
- 3月25日
- 読了時間: 7分
交通事故で強い痛みや体のしびれを感じている、日常生活に支障をきたしている、そんな方はいませんか?
交通事故によるケガは、目に見える外傷だけでなく、むち打ち症などの目に見えない外傷や精神的なストレスも伴うことがあります。
本記事では、交通事故で多いケガの種類や症状、治療について詳しく解説します。また、整形外科と接骨院・整骨院の違い、検査・診断・治療についてもご紹介いたします。
万町接骨院は交通事故治療の実績が豊富で、患者様一人ひとりの症状に合わせた適切な治療を提供しています。
当院の治療の流れや交通事故に遭った際に取るべき行動についても詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

強い痛みが出る交通事故のケガの特徴
交通事故による怪我は、予期せぬ出来事によって起こるため、普段は傷つけないような部位に損傷を負うケースが多く見られます。
そのため、通常の怪我よりも治癒に時間がかかる傾向があり、個人差はありますが、完治までに3~6か月を要することも珍しくありません。
さらに、交通事故による怪我で多く見られる「むち打ち症」は、事故発生からしばらくしてから症状が現れることもよくあります。
事故直後から適切な治療を始めることが重要です。適切な治療をせずに放置すると、痛みが悪化したり、長期化したりする原因となります。
目に見えない外傷や精神的ストレスも
自動車やバイクなどの交通手段は、スピードが出せる反面、事故が発生した場合の衝撃も大きくなります。
そのため、交通事故による怪我は、見た目以上に深刻な場合があり、骨や筋肉、腱、神経などへの深い損傷が考えられます。
このような損傷は、強い痛みや痺れなどの症状を引き起こす可能性が高く、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。

交通事故で多いケガの種類と症状
交通事故による怪我は、出血や骨折など、目に見える外傷だけではありません。事故直後は普通に歩け、自覚症状がないと感じても、目に見えない部分に大きな損傷を負っている可能性があります。
また、被害者にとっては、「やられた」という負の感情が生まれやすいため、怪我による仕事や学業への悪影響、日常生活における動作の制限など、強いストレスにさらされることがあります。
さらに、加害者との関係、自動車保険(自賠責保険や任意保険)、警察への対応、職場への連絡など、不慣れな状況に対処する必要もあり、精神的な負担は大きくなります。事故の状況によっては、怪我の程度が軽くても、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や、うつ病、運転恐怖症、パニック障害などの精神的な問題が発生する可能性があります。
また、検査では明らかな異常が見られないにもかかわらず、体の不調が現れる「不定愁訴」も起こりえます。
交通事故による怪我は、身体的な損傷だけでなく、精神的なストレスや、将来にわたる影響も考えられるため、早期の受診と適切な治療が大切です。怪我の程度や症状によっては、医師の指示に従い、専門機関への相談や治療が必要となる場合もあります。
精神的なストレスを軽減するためのカウンセリング
体の不調を改善するための治療
日常生活をサポートするためのリハビリテーション
交通事故に遭われた場合は、まずは冷静に状況を把握し、適切な対応をとることが重要です。
必要であれば、医療機関や弁護士などの専門家のサポートも検討しましょう。
むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)とは
交通事故による怪我では、頭部外傷や骨折などの目に見える怪我に加え、首や腰の痛み、可動域の制限、筋肉の張り、頭痛、手足の痺れ、だるさ、めまい、耳鳴り、吐き気、脱力感、消化器系の機能低下、食欲不振など、さまざまな症状が全身に現れる可能性があります。
警察庁の発表によると、長年、追突・衝突事故が交通事故の原因ワースト1となっています。
また、軽傷者の約60%は、むち打ち損傷に該当する頚部受傷者であると報告されています。

整形外科と接骨院・整骨院の役割の違い
「むち打ち症」は正式な病名ではありません。
自動車にヘッドレストが装備されていなかった時代に追突や衝突事故に遭うと、首が鞭を打ったようにしなることからこの名称が生まれました。
ヘッドレストは、車の座席の背もたれ上部にある枕のような部分です。
医学的には「頚椎捻挫(けいついねんざ)」や「外傷性頚部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)」と呼ばれます。
事故直後は痛みや不調を感じないことが多いのが特徴です。
「頚椎捻挫」は首の捻挫のことで、首から肩の痛み、首の可動域制限、頭痛などの症状が現れます。
さらに、頚椎捻挫に加えて、頭痛、肩こり、めまい、腕や手指のしびれ、睡眠障害、うつ状態などの全身症状がみられる場合は「外傷性頚部症候群」と診断されます。
いずれも交通事故の衝撃により首の筋肉や腱が損傷することが原因であり、レントゲン検査では骨折や脱臼は確認できません。
事故直後は湿布や消炎鎮痛薬を使用し、2~4週間ほど首を安静に保つことが推奨されます。症状が落ち着いたら、牽引治療や温熱療法に加え、ストレッチや体操などのリハビリテーションを開始します。
必要以上に安静にするよりも、適切な運動療法を取り入れることで早期回復が期待できます。
検査・診断・治療は整形外科でのみ
交通事故に遭った後、体の痛みや不調に悩まされる方は少なくありません。
このような状況下では、症状の改善に向けて適切な医療機関を選ぶことが重要になります。
病院(整形外科)と接骨院・整骨院はそれぞれ得意とする分野が異なり、どちらを受診すべきか迷う方もいるでしょう。
両者の違いを理解した上で、自身の症状や状況に合わせて最適な医療機関を選択することが大切です。
後遺症診断書の作成は整形外科のみ
整形外科では、医師免許を持つ医師が医学的な知識に基づき、検査、処置、投薬、治療、手術、リハビリなどの医療行為を行います。
患者の痛みなどの症状を引き起こしている原因を詳しく検査し、その原因に合わせた効果的な治療法を選択することができます。
一方、接骨院や整骨院では、国家資格である「柔道整復師」が施術を行います。これらの施術は、医学的な専門知識や技術を必要としない、マッサージ、温熱療法、電気療法などを指します。
これらの施術は「医業類似行為」と呼ばれ、法律上は健康管理の一環とみなされます。
そのため、原則として脱臼や骨折の患部に施術することは認められていません。ただし、医師の同意があれば施術が可能です。
また、健康保険が適用される場合もあります。
さらに、カイロプラクティック、整体、骨盤矯正、気功などの施術には、施術者の法的資格は必要ありません。
これらの施術は全て自費診療となり、健康保険は適用されません。

交通事故治療の実績豊富な当院へ
交通事故に遭遇した場合、仮に症状がなくても当院での受診をおすすめします。
事故直後には自覚症状がなくても、または軽度の怪我のように思えても、後遺症が残る可能性があります。
ただし、接骨院や整骨院への受診を優先し、その後整形外科を受診するなど、時間を経過してから整形外科を受診すると、怪我と事故の因果関係を証明することが困難になる場合があります。
そのため、まずは整形外科で診察を受けることが重要になります。
むち打ちや神経症状(手足のしびれや吐き気など)は放っておくと後遺症が残る可能性があります。
なので、可能な限りの早期治療が肝心です。
万町接骨院では長年の経験・実績により症状にあった方法でアプローチをして、少しでも早く交通事故前の身体に戻せるよう全力でサポートいたします。
交通事故治療のポイント
交通事故に遭われた際は、適切な治療を受けることが何よりも大切です。
特に強い痛みや目に見えない外傷、精神的なストレスを抱えている場合は、早急に専門医の診察を受けることをおすすめします。
整形外科では、適切な検査・診断に基づいた治療を提供し、後遺症の予防にも力を入れています。
交通事故治療の実績豊富な当院では、患者様の状態に合わせた丁寧な治療とサポート体制で、安心して治療に専念できる環境をご提供いたします。

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