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シリーズ第2弾:ホメオスタシスを乱す現代の生活習慣と、その整え方~八王子市・万町接骨院が考える「健康の本質」とは~

  • 執筆者の写真: yorozuchou
    yorozuchou
  • 11月7日
  • 読了時間: 6分

更新日:11月10日

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■ ホメオスタシス(恒常性)とは何か?

私たちの体は、常に外からの刺激や環境の変化にさらされています。気温の変化、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足…。それでも体温や血圧、血糖値、体液バランスなどが一定に保たれているのは、「ホメオスタシス(恒常性)」という体の自動調整機能が働いているからです。

たとえば、外が寒くなると体は震えて熱を生み出し、汗をかくことで体温を下げようとします。また、体内の水分が減ると喉が渇くように感じ、自然と水分を摂取したくなります。このように、ホメオスタシスは命を維持するための基本的な仕組みであり、健康の根幹を支える「体の司令塔」とも言える存在です。

要するに体を細胞レベルでニュートラルにする事で体機能のバランスを保つ事です。

なので食べ過ぎ、食べなさすぎ、寝過ぎ、寝なさすぎ、水飲み過ぎ、飲まなさすぎなど極端な行動で身体的バランスは崩れます。


■ ホメオスタシスを乱す「現代の生活習慣」

しかし現代社会では、このホメオスタシスが乱れやすくなっています。その背景には、便利になった生活と引き換えに失われた“自然との調和”があります。

① 睡眠リズムの乱れ

スマートフォンやパソコンのブルーライト、夜遅くまでの仕事や娯楽…。本来、人の体は太陽の光で目覚め、暗くなると休むようにできています。しかし現代人は夜でも人工の光の中で過ごし、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が低下。結果として、自律神経のバランスが崩れ、ホメオスタシスの調整が追いつかなくなります。

② 食生活の乱れ

コンビニ食、外食、加工食品など、手軽でおいしい食事が増えましたが、その多くは塩分・糖分・脂肪が過多で、栄養バランスが偏りがちです。栄養のアンバランスは血糖値や血圧のコントロールを乱し、体の「恒常性システム」に負担をかけます。

③ 運動不足と過剰なストレス

デスクワーク中心の生活で体を動かす機会が減り、筋肉量や血流が低下すると、体温や代謝を調節する機能も弱まります。さらに、仕事や人間関係による慢性的なストレスは自律神経を乱し、ホメオスタシスの働きを抑えてしまいます。

④ 不自然な環境刺激

エアコンによる急な温度変化、長時間のスマホ姿勢、騒音や光の刺激なども、実は体の恒常性を乱す要因です。本来、自然のリズムに合わせて微調整される体の機能が、人工的な環境に順応しきれず、「常に緊張状態」に置かれてしまうのです。

■ ホメオスタシスが乱れるとどうなる?

ホメオスタシスが乱れると、体は本来のバランスを保てなくなります。その結果、以下のような不調が現れやすくなります。

  • 慢性的な疲労感・だるさ

  • 頭痛・肩こり・腰痛の悪化

  • 睡眠の質が低下

  • 冷え・むくみ・便秘

  • 気分の落ち込み・集中力の低下

  • 免疫力の低下による風邪や感染症への抵抗力減退

これらの症状は「病気」というよりも、“体がバランスを崩しているサイン”です。放置すると、生活習慣病や慢性疾患につながる恐れもあります。

■ ホメオスタシスを整えるための5つのポイント

① 睡眠の質を整える

睡眠はホメオスタシス回復の“ゴールデンタイム”。夜更かしを避け、できるだけ同じ時間に就寝・起床することが大切です。就寝1時間前はスマホやテレビを控え、照明を落とすだけでも効果があります。また、寝室を20℃前後・湿度50%程度に保つと、深い眠りにつきやすくなります。

② 栄養バランスを意識する

ホメオスタシスの維持には、体内のミネラルバランスや血糖コントロールが重要です。特に意識したいのは以下の3点です:

  • 朝食を抜かない(体温リズムを整える)

  • 野菜・たんぱく質・炭水化物の「黄金バランス」

  • 加工食品・糖分・カフェインの摂りすぎに注意

八王子市万町接骨院でも、食事改善の簡単アドバイスを施術後に行うことがあります。体の歪みだけでなく、内側から整える意識が大切です。

③ 呼吸を意識してストレスを軽減

ストレスで交感神経が優位になると、血流が悪くなり、ホメオスタシスの働きが低下します。おすすめは「腹式呼吸」。深くゆっくりと息を吐くことで副交感神経が働き、体がリラックスモードに切り替わります。お仕事中や通勤中でも、1分間だけ“呼吸リセット”を意識するだけで変わります。

④ 適度な運動で体温と代謝を上げる

軽いストレッチやウォーキングは、ホメオスタシスを支える筋肉と血流を活性化させます。ただし、「頑張りすぎ」は逆効果。疲労が蓄積すると交感神経が過剰に働き、体が回復モードに入れません。(この点については、次回・第3弾で詳しく解説します。)

⑤ 接骨院で体のバランスをリセットする

筋肉の緊張や骨格の歪みも、ホメオスタシスの乱れに直結します。八王子市万町接骨院では、姿勢・筋肉・関節の状態を見極め、やさしい手技で全身のバランスを整え、自律神経の働きをサポートします。

特に「寝ても疲れが取れない」「体が常に重い」といった方は、体の深部に“緊張のクセ”が残っている場合が多く、施術で血流と神経伝達を整えることで、ホメオスタシスが回復しやすくなります。

■ ホメオスタシスを整えると、こんな変化が現れる

体が本来のバランスを取り戻すと、自然と次のような変化が感じられるようになります。

  • 朝スッキリ起きられるようになる

  • 疲れにくく、体が軽い

  • 肩こりや腰痛が緩和する

  • 冷えやむくみが減る

  • イライラや不安感が減り、集中力が上がる

  • 肌や髪の調子が良くなる

これらはすべて、体が“本来のリズム”に戻ったサイン。薬やサプリに頼らなくても、自分の体が自分を治そうとする力を取り戻した証拠です。



万町接骨院が考える「健康とは、バランスの回復」

当院では、筋肉や関節の痛みを取るだけでなく、その背景にある「ホメオスタシスの乱れ」を見極め、体の内外両面からサポートします。

痛みや不調は、単なる結果であって、原因ではありません。姿勢の歪み・筋肉の緊張・睡眠の質・ストレスの状態…それらが整うことで、自然と痛みもやわらぎ、“健康な自分”へと戻っていくのです。

■ 次回予告:「筋肉トレーニングや運動のやりすぎは体に悪い?」

シリーズ第3弾では、ホメオスタシスの視点から「筋トレや運動のやりすぎ」について解説します。健康のために始めたトレーニングが、知らず知らずのうちに体を疲弊させているケースも少なくありません。適度な運動とオーバートレーニングの境界線、筋肉疲労のサイン、そして、接骨院での回復サポート方法を詳しくご紹介します。

次回もどうぞお楽しみに。

■ まとめ

ホメオスタシス(恒常性)は、健康の根本を支える重要な働きです。現代の生活ではどうしても乱れがちですが、「睡眠・栄養・呼吸・運動・体のケア」を意識することで、自分の力で整えることができます。


そして何より大切な事はやりすぎ、やらなさすぎ=体に悪い

この言葉常に心の片隅にでも置いといてください。


八王子市万町接骨院では、患者様一人ひとりの生活スタイルに合わせ、体のバランス回復をサポートしています。「最近なんとなく疲れやすい」「調子が戻らない」と感じる方は、ぜひ一度、体の声を聞きにいらしてください。


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